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糖質制限のデメリット

今日は糖質制限について解説していきます。
最近でこそ少し落ち着いてきましたがまだまだ糖質制限、流行ってますよね。
ですが最初に言っておくと僕は糖質制限は反対派です。
YouTubeで同じ内容を解説していますので良ければ動画でどうぞ
まず糖質制限の考え方から。
糖質を摂らないようにすることで血糖値が上昇しない。
血糖値が上昇しないとインシュリンが分泌されない。
インシュリンの作用は、
・血糖値を下げる
・脂肪をため込む
・栄養素を体に届ける
というものがあります。
インシュリンが分泌されないと脂肪をため込まないから糖質さえ摂らなきゃOK!みたいになりやすいです。
で、糖質制限を開始すると、最初はめちゃくちゃ体重が落ちます。
これは体内から水分が抜けているだけです!
この時に脂肪はほぼ落ちてません。
そもそも脂肪は1kgあたり7200kcalあります。
男性が過度な糖質制限をした場合、1日で2~3kg程度であれば落ちることもあります。
1日で1万をこえるカロリーなんて消費できるわけがないですよね。
水分が抜けてるだけなんです。
というのも、糖質は体内で水分と結合します。
体内から糖質がなくなればそれと結合される水分も必要なくなるので体重が軽くなります。
極端に浮腫んでいる人や糖尿病の人なんかはこの方法をとるのも手ではありますが、基本的にはおすすめしません。
それはなぜかというと…
糖質制限のデメリット
・筋肉めっちゃ落ちる
筋トレをして極力筋肉を落ちないようにしながらダイエットということは某大手ジムも言っていることだと思いますが、
糖質制限はいくらトレーニングしてもめっちゃ筋肉落ちます。
ここでは筋トレなどの運動をする前提で話をしていますが、糖質というのは最も使いやすいエネルギー源です。
その糖質をカットしてしまうと体からエネルギーを抽出するわけですが、その時に筋肉も大量に分解されます。
これがいわゆるカタボリックです。
・腎臓肝臓に負担がかかる
タンパク質は除脂肪体重×1~1.5g程度摂れば問題ありません。
が、糖質制限をすると必ずと言っていいほど体重×2以上のタンパク質を摂取することが多いです。
というか必然的に糖質分のカロリーがなくなるので、残りのカロリーをタンパク質や脂質で摂らないと極端にエネルギー不足になってしまいます。
タンパク質は筋肉の元になるので重要ではあるんですが、過剰摂取をすると腎臓や肝臓に負担をかけます。
逆に適度に糖質を摂取するとそれがエネルギーになってくれるのでカロリー収支がマイナスで、タンパク質をそんなに摂っていなくても
そこまで極端に筋肉は落ちません。
・睡眠が浅くなって疲れやすくなる
エネルギー不足になって睡眠の質が浅くなります。
極端な話ボディビルダーの減量末期みたいになります。
彼らのコンテスト直前はフラフラで睡眠もロクにとれないような、言ったら生物としてはめちゃくちゃ弱い状態です。
そこまでとは言わないにしても、似たような状態になるのでイライラもしやすくなりますし睡眠が浅くなっていいことはありません。
・精神的ストレスが強い
まぁこれは若干人によりますが、〇〇はダメ!って言われると人ってきついんですよね。
それよりもジャンクフードやお菓子やジュースをやめて、バランスの良い健康的な食事を摂るだけの方がストレス値も少なくて済みます。
・反動が起きやすい
極端に糖質制限をしていると反動が起きやすいです。
某大手ジムに通った後、リバウンドが多いなんてことはよく聞きますよね。
人体に必要な栄養素を極端にカットしているわけですから、そりゃ反動も来ます。
ダイエットの食事というのは本来「我慢」するものではなくて、「自然とそうなる」が理想的です。
でも糖質制限はどこまで行っても「我慢」でしかありません。
以前、「糖質制限をして3ヶ月耐えれたのであればこれからも一生それでやっていけるでしょう」というトレーナーの話を聞いたことがあります。
いやいや、それはゴールのないマラソンをずっと走れって言ってるのと同じでしょwwwって思った事があります。
はい。
ということで糖質制限のデメリットについて解説してきましたが、
個人的に糖質制限が体に合う、という方もいるでしょうからこれが全てではもちろんありません。
ただこれからダイエットをしようと思っている人がこの情報を知っているか知らないかで大きく違うと思いこの動画をとりました。
で、単に糖質糖質と言っていますが、糖質と言っても色んな種類の糖質があります。
ですので次回は糖質の種類や特徴について解説していきたいと思います。