• personalcaresovice

浮腫みの原因と対策

最終更新: 1月9日


今年ももうすぐ12月ですね。体が浮腫みやすくなる冬に差し掛かってきました。

本格的に寒くなる前に浮腫みの原因とその対策についてご紹介していきたいと思います。



血行不良

浮腫みは血管外の皮下組織に過剰に溜まった水分です。

血液は動脈側から各組織に栄養を配給して、静脈に回収されます。その際に水分の90%が静脈に還り、10%はリンパ管に還る仕組みになっています。

血行不良を改善することが非常に重要であることが分かると思います。


では、血行不良がなぜ起こるかという点です。


筋肉不足

血液が体中を巡るために作用しているのが心臓と筋肉です。ふくらはぎを第2の心臓と言ったりもしますが、それは重力によって下腿に血液が溜まりやすいためです。



筋肉の緊張や拘縮

筋肉自体は十分にあったとしても、筋肉に無駄な力みがあったり、筋肉が動かない状態になっていると血液を停滞させてしまいます。

個人的な見解ですが、筋肉不足からくる血行不良よりも緊張や拘縮による血行不良の方が多いように思います。

特に浮腫みの多い下肢では、大内転筋と内側広筋の間を通っている大腿動脈が重要になってきます。大内転筋と内側広筋が硬くなってしまうと大体静脈を圧迫し、血流が悪くなってしまいます。

身体が硬く、かつ冷えや浮腫みがある人は是非、大内転筋と内側広筋をテニスボールなどでマッサージをしてみてください。




リンパによる浮腫み

上でお伝えしたように、血液循環の10%がリンパに流れる仕組みになっています。

ただし10%というのもあくまで目安であり、静脈がしっかりと機能して水分処理が出来ていれば問題ありません。静脈で処理しきれなかった分がリンパに流れるようなイメージです。


リンパが機能していない状態としては、

・運動不足

・低体温

・ストレス(マイナス感情)

などが挙げられます。


リンパの機能を活性化させるには、

・運動

・深呼吸

・笑顔(プラス感情)

・物理的に皮膚に触れて流れを促す

などがあります。

ここで特筆したいのは笑顔になるだけでリンパの流れは良くなるという点です。笑顔(プラスの感情)になると、情報伝達物質の神経ペプチドが生産され、リンパが活性化されます。

笑顔でいることで免疫系も活性化しますし、幸せホルモンのセロトニンも分泌されますので、人は笑顔でいることが本当に重要です。

物理的なリンパ促進も手段としてはありますがあくまで対処療法なので、日常から笑顔で運動出来ていればそれが一番です。



塩分過多

塩分の多いものを摂取しすぎると浮腫みの原因になります。


厚生労働省の定める塩分の適正量は成人男性で8g未満、成人女性で7g未満とされています。しかし汗をかくことで塩分は発散されますので、その人の運動習慣によっても基準値は左右されると考えるのが妥当です。


また塩分と一概に言っても、塩化ナトリウムと天然の塩が全くの別物であることを認識すべきです。多くの食塩が精製塩と言って、塩化ナトリウムのみを抽出したものです。天然の塩はカリウムやマグネシウムなどの栄養素も含みます。ここに大きな差があります。

カリウムは体から塩分を排出する作用があり、マグネシウムは血管を緩めて血圧を下げる作用があります。

一言に塩分と言っても、どのような塩を使うかで大きく違うことを認識しておいた方がいいでしょう。


塩化ナトリウムだけを過剰摂取してしまったと自覚している場合には、カリウムが豊富な食材を食べましょう。野菜であればブロッコリー、アスパラ、ホウレンソウ、トマトなど。果物であればバナナ、キウイ、オレンジ、みかんなどがあります。

あとは汗をかくことです。塩分を排出するという意味においては、ただ汗をかくだけでも効果があるのでサウナや半身浴も効果的です。



アルコール

アルコールを飲んだ翌朝の浮腫みは、お酒を飲む人であれば誰もが経験したことがあるでしょう。


お酒はいくらでも飲めるのに水は1リットルも飲むことが出来ない。と思う人は多いのではないでしょうか。

実はこれは、アルコールと浮腫みに大きく関連している事象なんです。


お酒を飲むと毛細血管が緩み、血管外に水分が漏れてしまいます。そのため、血液中に必要な水分が確保されないので、いくらお酒を飲んでも喉の渇きは無くなりません(喉の渇きは血液中の水分量に対してセンサーが働きます)。

一方で、アルコールには利尿作用があるのでお酒を飲めば飲むほどトイレに行く回数が増えます。そのため脱水状態になるので、さらに水分を欲してお酒を飲み続けます。

その結果、お酒を飲めば飲むほど脱水状態になるが、体内の水分の絶対量は増え続ける、ということが起きます。

これがアルコールによる浮腫みのメカニズムです。

飲みすぎてしまった場合には、水をたくさん飲んで血中アルコール濃度を下げて対処しましょう。



まとめ

冬になると冷えからくる浮腫みであったり、年末年始のアルコール摂取の増加など、浮腫みの要素は増えてきます。その季節になる前にしっかりと浮腫みの原因と対策を理解し、準備しておくと良いでしょう。



© 2023 by The Health Spa. 

  • YouTube
  • LINE
  • Instagram