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姿勢不良と肺炎の関係性



日本人の死因ランキングは、1位がガン、2位が心疾患、3位が肺炎です。

肺炎は全体の10%程度に相当します。

肺炎の中でもいくつかに分類されていく訳ですが、その中の1つに「誤飲」というものがあります。

飲み物を飲もうとして、誤って肺の中に入ってしまうことです。

健常者であれば適切に体が反応して咳き込むだけで対応できますが、高齢者になるとこれが直接的な死因になってしまうことがあります。

ではなぜ姿勢と誤飲が関係があるのかを解説していきます。

ポイントになってくるのは舌です。

人間の舌に関連する筋肉は、舌骨下筋群と舌骨上筋群があり、舌を下方に持って行く筋肉と上方に持って行く筋肉です。

細かく説明するとマニアックすぎる内容になってしまうので、概要だけをいうと舌の筋肉は肩甲骨や鎖骨や胸骨のあたりまで伸びています。

舌の理想のポジションというのは、口の上部にくっ付いている状態が良い状態です。

ぼーっとしていて口が空いている時は、舌は上部にくっ付いていません。

何かを食べる時や飲む時というのは舌が上部にくっ付いた状態でゴクっと飲み込むと正しく食道を通りますが、舌が浮いた状態で飲もうとするとうまくいかないことがあります。

口を開けたまま唾を飲むのは難しいのでそのへんでなんとなく理解してもらえると思います。

つまり日常的に口が空いてしまっている人や、舌が口の上部にくっ付いていない状態だと誤飲に繋がりやすいということです。

ではさらに、姿勢不良と舌の直接的な関係について説明していきます。

猫背の状態になると肩甲骨や鎖骨が舌との距離が長くなります。

そうすると舌が引っ張られて口の上部にくっ付かなくなります。

舌を脱力した状態で、アイーンのように顔だけを前に出してみてください。

口の上部から自然と舌が離れると思います。

これが姿勢不良による舌の位置が悪化するということです。

アイーンの顔の位置はいわゆるストレートネックの状態ですので、若くても肩こりや首こりの人は将来的に誤飲のリスクが高まるということです。

このブログを読んでくれる人はまだ高齢者ではないとは思いますが、自分の家族や自分の将来のために、この記事の内容を頭に入れておいていただければと思います。

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