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偏平足の治し方


偏平足の人数は年々増加傾向にあります。一般的には運動不足が原因と言われることが多いですが、一度偏平足になってしまった場合は運動をすれば治るというものでもありません。

今回はそんな偏平足にまつわるお話をしていきたいと思います。



偏平足とは

まず偏平足の概要からご説明していきます。

偏平足とは、足の裏の従来のアーチが崩れてしまい、平らな足の裏の形状になってしまっているものを指します。

偏平足になると足裏の重心の取り方に文字通り偏りが出てしまい、バランス感覚が低下します。

子供では運動能力の低下、成人では脚の疲れやすさ、高齢者では歩行中の転倒などに繋がります。



原因と関連する症状

主な原因は足首の外反(回内)です。

足関節は、膝関節や股関節のアライメントの影響も受けますので足首だけを見れば良いというものでもありません。場合によっては股関節よりも上部が影響していることさえあります。

例として、偏平足の人に多い、典型的なX脚のパターンを例としてご紹介します。


<X脚のアライメント例>

骨盤の前傾(反り腰)により、股関節の内旋(内股)が起こる。

股関節の内旋(内股)により、帳尻合わせで膝に捻りの力が加わり、脛骨が外旋する。

脛骨が外旋することにより、足首が外反する。

もちろん原因はこのパターンだけではありませんが、このタイプは割と多いです。

このパターンの場合は足首だけに着目しても偏平足を治すのは難しく、骨盤の傾斜・股関節・膝・足首に対してのアライメント修正が必要になります。


また、このアライメントのまま生活を続けると、膝の痛みや足裏の痛み、外反母趾、魚の目などにも繋がりやすいです。


X脚を例として挙げましたが、もちろん他にも原因はあります。ただ共通して言えることは、足首周りだけでなく、他の関節も関連していることがほとんどなので、下半身全体のアライメントを見ることが重要になってきます。

また、そのアライメント不良が起きてしまっている根本的な原因は日常の姿勢や歩行にあります。正しいアライメントにするためにアライメント不良を起こしている部分を修正し、その後、日常動作の見直しを行うことが重要です。



対策

アライメント不良を治すための具体的な対策をいくつかご紹介します。


タオルギャザー

足の裏にタオルを敷き、足の指の曲げ伸ばしだけでタオルを手間に引き寄せるエクササイズです。足裏の足底筋を鍛えることでアーチを形成します。


ビーチサンダルエクササイズ

エクササイズの名前がありませんが…。ビーチサンダルのような指と指の間に紐が通っているタイプのサンダルを履いて立ち、その場で走るような動きをしてサンダルが脱げないように耐えることで足裏の複数の筋肉に刺激を入れます。


前脛骨筋トレーニング

これもエクササイズの名前がありません…。つま先を手で押さえて、つま先を上げるエクササイズをすると、前脛骨筋を鍛えることが出来ます。

前脛骨筋とはスネの筋肉です。スネの外側から足首を通過して土踏まずの位置に付着しています(筋肉のベクトルを矢印で示してます)。

前脛骨筋を鍛えることで、足首の内反が期待できます。



また前述の通り、日常動作の見直しをすることが根本解決には必須です。アライメントを正しても、体の使い方そのものが変わらなければ結局は元に戻ります。


さらに補足情報として、サポーターは用途によりますがプラスに働くこともあればマイナスに働くこともあります。

関節の動きをサポートしてくれるのはありがたいように見えますが、裏を返すとその分だけ身体の機能は低下するリスクがあります。

腰痛対策のコルセットと似たようなもので、その場の対策としては効果を発揮しますが、常にそれを着け続けるのも考え物です。

用途を明確にして使用するのが良いでしょう。



まとめ

偏平足そのものはバランス感覚が低下する程度のもので、体に対して大きな障害を及ぼすものではありません。しかし、偏平足が起きてしまっている体のアライメントをそのまま放置すると膝や足の痛みに発展してしまう可能性が非常に高いものです。

痛みが出なければ問題ないと考えられがちですが、生まれ持った骨格の特性という以外の理由であれば、アライメント不良が起きていることが考えられるので専門家に見てもらうのがおすすめです。

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