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プロテインは飲まなくて良い

昨今、アメリカにつられてフィットネス人口も増えてきましたね。
とはいえ日本はまだまだではありますが。
そんな中、プロテインを飲む人の数も増えているのではないでしょうか。
今日はそんなプロテインのお話です。
結論から言うと、プロテインは飲まない方がいいというのが僕の意見です。
世に出回っているプロテインのほとんどが、人工甘味料や添加物のオンパレードです。
確かにタンパク質は摂れますが、ハッキリいってそれだけです。
摂りたい栄養素のメリットより、摂りたくない人工物のデメリットの方が大きいと考えています。
(普段の食事からズタボロの人はもはやデメリットが小さく感じるケースも存在はします…)
でもこれが難しいのが、メリットは短期的に結果が出やすく、デメリットは長期的に影響が出やすいんです。
普段から栄養が足りてなくて生活習慣が良くない人が、運動習慣をつけてプロテイン飲んだらそりゃ体は変化します。
ただ、その期間にも無駄な人工物が着実に体に溜まっていくんです。
でもそれはすぐに健康被害が起こるようなものではなく、長期的に影響が出てくることが多く気付きにくいので注意が必要です。
特に、安いプロテインは本当に飲まない方がいいです。
ほぼ間違いなく人工甘味料が入っています。
人工甘味料が具体的に体にどんな影響をもたらす可能性があるかというと、
・発がん性がある
・アトピーやぜんそくなどのアレルギー疾患
・糖尿病リスク(インシュリン抵抗性バグが起きるため)
・腸内環境の悪化により様々な症状に枝分かれ
などが挙げられます。
糖質オフだからダイエットにも良いとされていますが、人工甘味料が入っていると糖質オフでも血糖値の変化が起きます。
どのように血糖値が変化するかというと、なんと血糖値が下がるんです。
通常、糖質を摂取すると血糖値が上昇し、その上昇した分を正常値に戻すために膵臓からインシュリンというホルモンが分泌します。
インシュリンの働きは、栄養の吸収を促して血糖値を下げる、というものです。
血糖値が上昇した時にインシュリンが分泌するのが正常な体なんですが、
驚くことに、人工甘味料を取り込むと血糖値は上昇していないのにインシュリンが分泌されるんです。
そのため、一定だった血糖値がインシュリンの働きで通常値よりも下がります。
そしてお腹が空きます。ダイエットしている人だったら我慢する努力がより一層求められます。
また、本来分泌すべきタイミングでないのにインシュリンが分泌するので、インシュリン抵抗性のバグが起きやすくなります。
その結果糖尿病に派生してしまうリスクがあるのです。
また、メリットとして挙げられる栄養素ですが、タンパク質が摂れるのはまぁいいでしょう。
それと一緒にビタミンB群なども一緒に摂れるのが良いとされています。
ビタミンB群はタンパク質の吸収を促進してくれます。
ただ、このビタミンも科学的に調合されたものであることがほとんどで、実際にその効果があるかどうかは疑問です。
いくつもの研究で、自然の食べ物から摂取したビタミンと、科学的に調合されたビタミンとで人体に及ぼす影響が違ったということが分かっています。
そういうった観点で見ると、タンパク質以外の栄養素も一緒に摂れるというメリットは実際のところどうなんでしょうか。
以上のような理由でプロテインはおすすめしていません。
でも、タンパク質が不足している人はどうしたらいいの?ってことになると思います。
安心してください。
タンパク質はそんなに摂らなくても大丈夫です。
以前は僕もタンパク質は体重×何グラム、みたいな計算をしていたこともありましたが、そんな計算をしなくても全然筋肉は付くことが分かりました。
それは、簡単に言ってしまえば腸内環境を良い状態で維持していれば、少量のタンパク質でもしっかりと身体に吸収されるということです。
腸内環境がよい状態でいれば、
摂取→消化→吸収→代謝 という一連のサイクルがスムーズに行われます。
このサイクルをしっかりと行えるようにすることが大切です。
腸内環境が悪い状態だと、消化しても吸収ができません。
それで過剰にタンパク質摂取が必要だと勘違いしてしまいます。
そうすると過剰に食べてしまい、今度は消化器官が疲弊します。
こういった悪循環に陥らないためにも、余計なものを体に入れないことです。
そうすれば少量のタンパク質でも十分に筋肉は付きます。
ということで、少し長くなってしまいましたが、プロテインは飲まない方がいいというお話でした。
特に安いやつは、本当に気を付けてください。