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ギックリ腰とは何か
ギックリ腰の経験がある方は必見です。
そもそもギックリ腰とは何なのか、知らない方がほとんどではないでしょうか。
ギックリ腰の中でもいくつか種類があります。
胸腰筋膜から来るもの、椎間関節から来るもの、仙腸関節から来るものetc…
この中で、全体の8~9割と言ってもいいのが胸腰筋膜の損傷です。
胸腰筋膜とは広背筋など背中の筋肉と繋がる"膜"です。
ボディビルの選手ですらほとんど筋肥大が起きないこの部分です。


この膜が引き伸ばされてブチっと損傷してしまうのがギックリ腰です。
想像しただけで痛いですよね…。
ではどうしたらギックリ腰にならなくて済むのでしょうか。
それはズバリ、「腰を丸める動作をしなければ良い」です。
床に落ちているものを拾うような動作をする時に、腰を丸めるか、股関節を曲げるか、それだけで大きく違います。
股関節を積極的に使うような動作が身に付いている方はギックリ腰になりにくいです。
でも、股関節をうまく使えている人は非常に少ないです。
試しにこんな動作をしてみてください。
直立した状態から、5~10°程度膝を曲げた状態を作り、腰を丸めずにお辞儀をする。
これで腰を真っすぐにしたままお辞儀ができれば、股関節を使った動きができています。
できてないと感じた方は黄色信号です。
何がなんだか分からない方は赤信号かも知れません。
また、ギックリ腰はクセになりやすいと言われますよね。
その理由は主に2つあります。
1つ目は胸腰筋膜が100%元通りにはならないということ。
2つ目は胸腰筋膜が引き伸ばされやすい体の使い方が染みついてしまっていること。
1度ギックリ腰を経験した方は、1つ目の理由はどうすることもできませんが、2つ目の理由はどうとでもなります。
体の使い方を変えればいいだけなので、努力次第で修正可能です。
どうやって修正していけばよいのか、お悩みの方は是非お問い合わせください。