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いくらストレッチしても股関節が柔らかくならない人へ

今日はもも裏の筋肉、ハムストリングスが中々柔らかくならない人へ向けた内容です。
ハムストリングスが硬いと何がダメなのか、構造はどうなっているのか、解決する方法などをご紹介していきます。
1.ハムストリングスが硬いことによるデメリット
ハムストリングスが硬いと骨盤が後傾位に傾きやすくなります。
骨盤が後傾すると、
・お尻が垂れる
・ポッコリお腹
・背中も丸くなる(結果として胸も垂れる)
・ギックリ腰のリスク増加
といった状態になりやすくなります。
骨盤の後傾はハムストリングスだけが原因ではありませんが、最も影響度の高い筋肉です。
仰向けに寝て、片脚だけを上にあげていった時に90°も上がらない人は要注意です。
2.ハムストリングスの構造
まずは、筋肉とはそもそもどういった構造なのか大枠を理解しましょう。
全ての筋肉は腱を介して骨に付着します。
文面だとちょっと難しくなってしまいますが、要は、
骨―腱―筋肉―腱―骨
といった形でくっ付いているということです。
ストレッチは筋肉を伸ばすことはできても、腱を緩めることはできません(そもそもストレッチというものの定義が曖昧すぎることもありますが)。
ストレッチをいくらしても柔らかくならない人は、腱が硬くなっている可能性があります。
さて、ここまで理解した上でハムストリングスの話になります。
ハムストリングスは3つの筋肉(半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋)で構成されています。
この3つの筋肉は起始(生え際)が同じ場所です。
"坐骨結節"と言われる座った時に当たる骨から生えています。
私の経験上、この坐骨結節から生え始めた腱の部分が硬くなっている人は結構います。
3.腱の緩め方
ではどの様に腱を緩めるかです。
方法は簡単で、テニスボールが1つあれば可能です。
椅子に座って、坐骨結節にテニスボールを当ててグリグリすればいいだけです!
坐骨結節の位置が分からない人は、詳しくはYouTubeの動画で解説していますので観てみてください。
テニスボールで坐骨結節の腱を緩めることができたら、通常のストレッチをしてみてください。
それだけでいつもよりも断然可動域が広くなっていることを感じてもらえると思います。
これを毎日やればあなたの股関節の悩みは解決されるかも!?